高次脳機能障害を理解する


高次脳機能障害を理解するは、現在は未開講です。下記は過去に開催したときの情報です。


 脳梗塞、交通事故など、予期せぬ脳損傷によって高次脳機能障害を負った人たちの具体的な支援に注目があつまっています。高次脳機能障害とは、大脳の部分的な損傷により、言語、思考、記憶、注意、行動、学習などの機能に障害が起こった状態です。

 ケーアイピーピーでは、高次脳機能障害の理解に欠かせない神経心理学の基礎を学ぶために日本における神経心理学の第一人者である中島恵子先生による5回シリーズの講座を企画いたしました。

 高次脳機能障害はもとより、発達障害や様々な精神障害がもたらす「生の困難(difficulty in living)(Sullivan, 1953)」を理解し、有益な心理療法の実践を行ううえで、貴重な学びとなると確信しています。

講師

中 島 恵 子 Nakashima, Keiko
帝京平成大学大学院臨床心理学研究科教授
博士(健康科学)、心身医学会認定医療心理士、臨床発達心理士スーパーバイザー
研究領域:神経心理学、認知リハビリテーション、神経心理学的検査査定、心理支援
著書:「子どもたちの高次脳機能障害(三輪書店)」「理解できる高次脳機能障害(三輪書店)」他

各セッション内容

第1回 「高次脳機能障害を学ぶ」
2017年9月17日(日)
キャンパスプラザ京都 5階 演習室

高次脳機能と脳の損傷がもたらす主症状(注意障害、記憶障害、遂行機能障害、社会的行動障害など)について、ビデオ視聴や実際の機能チェックを体験してもらいながら、具体的に説明します。

・高次脳機能とは
・脳が損傷されるとは
 脳血管障害 脳外傷 脳炎 脳症 その他
・脳が損傷されて現れる10症状とは
 注意障害 記憶障害 遂行機能障害 社会的行動障害 失語症 失行症 失認症
 半側空間無視 半側身体失認 地誌的障害
・10症状のビデオを見て障害の特性を確認する
・機能チェックを体験する  注意機能 記憶機能 遂行機能
第2回 「神経心理学的な知識を学ぶ」
2017年10月22日(日)
YIC京都工科大学校 1号館3階 131教室

神経心理学とはなにか説明した後、脳の構造と基本的な機能について解説します。また、前頭連合野と大脳辺緑系の関係、ミラーニューロン、イメージの記憶といったトピックスにも触れます。

・神経心理学とは
・大脳半球優位と利き手
・ブロードマンの脳地図
・全体:大脳・小脳・脳幹
・左右:左半球・右半球
・前後:学習のメカニズム
・部分:大脳基底核 視床 視床下部 大脳辺縁系 扁桃体 海馬 帯状回 島皮質
・前頭連合野と大脳辺縁系の関係
・ミラーニューロン
・イメージの記憶
第3回 「認知リハビリテーションを学ぶ」
2017年12月10日(日)
キャンパスプラザ京都 5階 演習室

認知リハビリテーションの歴史、理論、近年の発展について説明した後、統合的神経心理学的リハビリテーションならびに注意障害、社会的行動障害に関する各認知リハビリテーションを解説します。

・認知リハビリテーションの歴史
・機能回復に関する研究と歴史 局在論的立場 全体論的立場
・機能回復に関する2つの仮説
・認知リハビリテーションの理論 近年の発展
・統合的神経心理学的リハビリテーション 
・認知リハビリテーションの基本的な仮説とモデル
・認知リハビリテーションの評価
・注意障害の認知リハビリテーション
・記憶障害の認知リハビリテーション
・遂行機能障害の認知リハビリテーション
・社会的行動障害の認知リハビリテーショ
第4回 「神経心理学的検査を学ぶ(1)」
2018年2月25日(日)
YIC京都工科大学校 1号館3階 131教室

神経心理学的検査の意義についてお話しした後、WAIS-Ⅲについて、検査測定の意味、検査方法から解釈に至るまで、症例も用いて具体的に解説します。

・神経心理学的検査の意義
1)WAIS-Ⅲの理論
・検査測定の意味
・使用目的と特徴 検査の導入 検査方法 
・結果の解釈 全体的知的水準の把握 群指数の解釈 プロフィール分析 「符号」と「数唱」の精査
・実際への活用 症例紹介
・解釈してみよう 症例提示
第5回 「神経心理学的検査を学ぶ(2)」
2018年3月18日(日)
キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室

WMS-R(ワーキングメモリ、エピソード記憶)、RBMT(展望記憶)、BADS(遂行機能症候群)といった3つの神経心理学的検査について解説します。

2)WMS-Rの理論
・ワーキングメモリ
・エピソード記憶
・使用目的と特徴 検査の導入 検査方法
・結果の解釈 言語性記憶 視覚性記憶 一般的記憶 注意/集中 遅延再生
・実際の活用
3)RBMTの理論
・展望記憶の3条件
・使用目的と特徴 検査の導入 検査方法
・結果の解釈 9つの下位検査 スクリーニング点(SS)標準プロフィール点(SPS) カットオフ値
・実際の活用
4)BADSの理論
・遂行機能症候群の行動評価
・使用目的と特徴 検査の導入 検査方法
・結果の解釈 6つの検査と1つの質問表
 規則変換カード検査 行為計画検査 鍵探し検査 時間判断検査 動物園地図検査 修正6要素検査
・実際の活用

セミナー概要

日程 第1回 2017年9月17日(日)
第2回 2017年10月22日(日)
第3回 2017年12月10日(日)
第4回 2018年2月25日(日)
第5回 2018年3月18日(日)

各回10:30~16:30(10:00受付開始)
会場 第1回:キャンパスプラザ京都5階 演習室
第2回:YIC京都工科大学校1号館3階 131教室
第3回:キャンパスプラザ京都 5階 演習室
第4回:YIC京都工科大学校 1号館3階 131教室
第5回:キャンパスプラザ京都4階 第3講義室
定員 各80名
対象 臨床心理士、精神科医、その他の医療、教育・福祉で心理臨床に関わっている方。または、それに関わる学生、大学院生。
受講料 [各回申込] 一般7,000円 学生6,000円
[全5回シリーズ申込]  一般30,000円 学生25,000円
申込方法 ◦メール
◦申込フォーム
のいずれかにてお申し込みください。

◆メールでのお申し込み
件名を「KIPP神経心理セミナー申込」とし、本文に下記事項を記入の上、info@kipp-u.co.jpまでお送りください。
①名前(ふりがな)
②申込回:受講希望の回番号(複数申込可)
③所属
④職種(学生の方は学年を記入してください)
⑤臨床心理士資格の有無
⑥住所
⑦電話番号
⑧E-mail(PDFファイルが確認できるメールアドレス)
※「@hotmail.co.jp」「@hotmail.com」「@live.jp」「@outlook.jp」「@outlook.com」宛へのメールがエラーとなるケースが発生しております。恐れ入りますが、上記以外のドメインのメールアドレスのご記入いただくか、「@kipp-u.co.jp」のドメインを受信できるように設定をお願いいたします。

◆申込フォームでのお申し込み
KIPP神経心理スペシャルセミナー申込フォームから、必要事項をご記入のうえお申し込みください。

記載していただきました個人情報は、セミナーの運営の目的以外には使用いたしません。
申込の流れ ①お申し込み
 お申し込みいただいた情報を確認させていただます。

②申込受付票・受講料振込先のご案内
 メールにて、申込内容を記載いたしました「申込受付票」と、受講料振込先をお送りさせていただきます。
 内容をご確認いただき、受講料のご入金をお願いいたします。
 ご入金確認の連絡はございませんので、ご振込時に発行される明細書の保管をお願いたします。
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  「@kipp-u.co.jp」のドメインを受信できるように設定をお願いいたします。

・お申し込み後、3営業日以内にご案内いたします。
・3営業日以内にご案内の連絡がなかった場合は、恐れ入りますが、再度お申し込みいただくか、info@kipp-u.co.jpまでご連絡ください。
・土・日・祝日のお申し込みは、翌営業日以降のご案内となります。
・申込受付票は、印刷していただくか、スマートフォン・タブレット端末の画面に表示していただき、セミナー当日の受付にて、スタッフにご提示ください。
・当日の会場等は、ホームページにてご案内いたします。セミナー当日が近づきましたら、メールでもご案内いたします。
申込締切 お申し込みは締切といたしました。
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